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【中古車輸出業者の整備士】いろんな車の整備をします

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中古車輸出業者って聞いたことがありますか?

大きく分けると貿易業になり、中古車を海外に売る会社になります。

中古車輸出業界は閉鎖的で情報が少ないので、今回は中古車輸出会社の整備士はどのような仕事をしているかを、現在中古車輸出会社で働いてる私が書いていきます。

この記事でわかること・・・・

  • 中古車輸出会社ってどんな会社?
  • 中古車輸出会社の整備士はどんな仕事をするのん?
  • 中古車輸出会社で働くメリット・デメリット

中古車輸出会社は昔は怪しいとよく言われていましたが、怪しくはなく給料は普通ですが、残業時間が少ないので定時で帰りやすいです。(営業の人は別です)

中古車輸出会社ってどんな会社?

冒頭でも書いていましたが主に日本の中古車を海外に売る会社になります。

海外に売ると言っても海外の会社(ディーラー)に売るのと個人向けに売る会社があります。

大手の会社でしたら、海外に支店がありその国でディーラーとして販売している会社もありますし、会社は日本にしかなく、海外のディーラーにしか売っていない会社もあります。

私が働いている会社は日本とニュージランドにあり、個人向けの販売はなく、海外のディーラーにしか中古車を販売していません。

会社によって中古車を売ってる国が違うので国に合わせた売り方になります。

このように、中古車を世界に販売して利益を得ている会社になります。

中古車輸出会社の整備士ってどんな仕事?

まず、中古車輸出会社の場合は整備士と言われず、ヤード作業員と言うわれる事もありヤードの作業全般の仕事になります。
(ヤードとは海外に送る予定の中古車を保管している場所のこと)

ヤード作業の種類をまとめてみました。

  • パーツ交換や整備
  • 板金塗装
  • 車両の検品
  • 写真撮影
  • 車両の移動 など

急にエンジンが止まったから原因を見に行ってきてほしいや、何日までにパーツ交換して欲しいなど、営業さんから連絡がきて対処していきます。

変わった作業も多く、アメリカに輸出される軽トラックでミッションのギアを1速、2速、バックギアにしか入らない様に鉄板で溶接してほしいと依頼がきたりしました。

このように、営業さんからいろんな依頼が入ってきて作業していくことになります。

中古車輸出会社で働くメリット・デメリット

中古車輸出会社で働いて3年になりましたが働いてわかったメリット・デメリットを書いていきます。

メリット

  • 英語が学べる
  • 仕事の内容がよく変わって飽きない
  • 定時で帰りやすい

英語が学べる

会社の中でも外国の人がいたりするので日本語が喋れない人もいますし、完璧に日本語が通じる人もいたり様々です。
逆を言うと英語も学べます!

私の会社ではイギリス人がいて片言の日本語は喋れますがたまに伝えたい事が分からない事もあります。
その場合はグーグル翻訳を使ったり、それでも分からないと日本人の英語を使える人に翻訳してもらいます。

ヤードの作業では英語を使うことは少ないので仕事に支障はないですが学ぼうかと思えば学べる環境にはあります。

仕事の内容がよく変わって飽きない

海外は急に法律が変わることがあります。
国のトップが変わると法律も変わりやすくなり、今まで送れていた車両が急に禁止になったり検査が厳しくなったりします。

今までやっていた作業がしなくなったり、新しい作業が増えたりなどよく仕事内容が変わって飽きないです。

定時で帰りやすい

基本、ヤードは閉まる時間が決まっています。
だいたい17時に閉まる場所が多く、ヤードが閉まると仕事ができなくなるので残業ができません。

なので定時で帰ることが多くなります。

デメリット

  • 外での作業が多い
  • 無茶な注文が多い

外での作業が多い

ヤード事態は車が何千台も置かれており、屋根とかは基本ありません。
作業場所は日が照りっぱなしの中で作業しています。

大きい会社やヤード作業を中心にしてる会社は屋根のある場所で作業できたりしますが、基本はない所が多いです。

冬は寒く夏は暑いし、雨の場合はカッパを着ながら作業していたりします。

無茶な注文が多い

会社にもよりますが、営業さんが車の細かい所を分かっていない人が多いイメージがあります。

パーツ交換も国内の作業料金の3分の2ぐらいの値段で頼まれることもあります。

輸出される車の作業は国内と料金が全然違うので、最初は戸惑うとおもいますが営業さんはそれが普通料金と思っているので話し合いをしてしっかりと作業料金を決めて行きましょう。

まとめ

閉鎖的な中古車輸出業界のお話を書いてきましたが定時で帰りやすかったり、いろんな人に出会うので意外に良い業界です。

ヤードで作業している人は個人でしている人もいて独立もしやすい業界になっています。
整備技術がある人や板金の技術があって独立したいと思ってる人がいるなら、狙い目の業界になります。

転職の候補にいれてみてはよいでしょう!

転職を考えた人はこちらの記事をみてください。