キツイ、汚い、危険の3Kと言われている整備士ですが将来はどうなるのでしょうか?
若い人が減ってきている整備士なので将来に不安をもつ人もいるはずです。
今回は車の進化から自動車整備士の将来を考えていこうと思います。
自動車整備士をしており、将来が見えなくて不安な人は不安がなくなるようになります。
将来も自動車整備士として働きたい場合は専門分野に特化した整備士になろう。
車の進化から自動車整備士の将来を考える
現在の車はハイブリッド車や電気自動車が少しずつ増えてきました。
進化していく車に自動車整備士も対応していけないといけません。
世界的にガソリン自動車を減らしていく傾向にあるのでハイブリッド車や電気自動車の修理の技術を身に付けていかなければなりません。
最近の車の進化ですが・・・
- センサーやカメラが増えた
- ハイブリット車のモーター
- 電気自動車によりエンジンがなくなった
このような車が増えてきたので将来どのような技術が必要になるか紹介していきましょう。
センサーやカメラが増えた
最近の車はアラウンドビューモニターなどがついており、いろんな部品にカメラやセンサーがついています。
車によってはバンパーを外すだけでセンサーのリセットなどが必要のものがあったりなど気を付けないといけない事が増えました。
センサーのリセットに高額な機材が必要になったり、小さい整備工場では対処ができなくなる可能性もあります。
ハイブリッド車のモーター
最近はハイブリッド車が増えてきたので駆動用のモーター交換も出てきます。
今までの自動車の部品とは違う交換の仕方になりますので、資格などを取ってモーター交換をしないといけません。
必要に応じて資格を取ることになるでしょう。
電気自動車によりエンジンがなくなった
電気自動車がでてきた事により、エンジンが付いていない車両が増えてきました。
エンジンがなくなることにより、今まで整備してきた経験が使えなくなります。
新しい電気の知識とモーターなどの知識を学んでいきましょう。
今後の整備士は特に電気の知識が必要になっていきます!
自動車整備士の年代で考える
自動車整備士の平均年齢ですが・・・
平成30年度の国土交通省のデータに寄りますと45.3歳になります。
平均年齢は高く、若い人が少ないイメージですが逆に言うと若い人が少なく貴重な存在になります。
自動車整備士は将来性がないのではなく給料が安かったり、キツイ、汚い、危険などの理由で若い人が敬遠していますので若い人が少ないイメージになっています。
これからの自動車整備士は専門分野に特化する
自動車の種類はいろいろあります。
旧車、スポーツカー、外車、カスタムカー、ハイブリッド車などいろんな自動車があるので1分野の専門の整備士を目指しましょう!
これからの車は壊れにくくなってきます。
部品の進化により交通事故も減っていき、整備する部品も減っていく予想です。
ディーラーの整備士でも問題ないですが壊れにくい車が増えてくると仕事が減り、給料が少ないままになると思います。
(消耗部品などはあるので定期的な点検などはありますが)
それなら専門分野に特化した、整備ができる人が少ない分野で仕事を習得すれば自動車整備士として働き続けれる可能性があります。
今でも旧車やスポーツカーなどは一部では人気があり、専門のお店もあるのでそのようなお店で働くのもオススメです。
まとめ
自動車整備士の将来について書いてきましたが、現在は未来が予想できない状態になっています。
ハイブリッド車、ディーゼル車、電気自動車などが主流になっているかもしれません。
新しい車が出るたびに勉強はしないといけませんので頑張って勉強していきましょう。
将来は自動車整備士として続けれないと思った人は転職などの視野もいれて考えて行動していきましょう!