民間整備工場に転職を考えてるけど条件はどう?
自動車検査員の資格を持ってると有利だよ!
町のいろんな場所に整備工場はありますが、そこで働いている整備士はどんな仕事をしているか知ってますか?
従業員6人の小さい整備工場で働いた事がある、私が書いていこうと思います。
(今回は指定整備工場について書きます)
この記事でわかること・・・
- 民間整備工場の整備士の月収、休日がわかります
- 民間整備工場で働くメリット・デメリット
- 民間整備工場で働くのにオススメな人
民間整備工場で働くと幅広い知識が得られるので、いろんな知識を学びたい人にはオススメです。
民間整備工場の給料と休日
休日
民間整備工場の休日は土日に休みをとる工場が多いです。
なぜなら部品屋さんの休みが土日のことが多いため、それに合わせる事が多いです。
部品がないと整備もできないですからね・・・
私が働いていた整備工場も日曜と隔週土曜の休みで長期休暇もありました。
(ディーラーより長期休暇は長くないですが)
整備工場にもよりますが土日休みの場所は多いと思います。
給料
給料の方ですが、ディーラーよりは安いことが多いです。
私が23才で働いていた整備工場で月収16万ぐらいでした。
これだけならディーラーと変わらないですが、残業代が出ませんでした。
その前に基本定時で帰る事が多かったために残業が少なかったです。
本当に残業が少なかったかと言うと・・
多い月で20時間、少ないと0時間でした。
平均残業時間は月に5~10時間です。
残業代がでないので月収は16万のままです。ボーナスは寸志程度でした。
(もちろん会社によって変わります)
これが自動車検査員の免許を持ってると変わってきます。
だいたい月収で30万円前後になる求人が多いです。
指定整備工場には、一人は必ず自動車検査員の資格を持っている人がいないとだめなので普通の整備士よりは給料が高くなることになります。
民間整備工場のメリット・デメリット
メリット
いろいろな車両の整備ができる
私が働いていた整備工場では、国産の車両はもちろんのこと、BMWやベンツ、介護車両や4tトラック等のいろいろな車両の整備や車検をしていたので良い経験になりました。
整備主任にすぐになれる
整備主任は会社が指名した人しかなれません。整備士が多い会社だと中々なれない事が多いですが、民間整備工場だとそもそも整備士の人数が少ないため、整備主任にすぐになれます。
(指定整備工場だと最低1人は整備主任を指名しないといけません)
整備主任に指名されて1年経つと自動車検査員の受験資格をえられます。
(他に講習を受けたりはしますが)
自動車検査員の免許を取ると給料が上がりやすいので、早くに整備主任になり自動車検査員の受験資格を得られる様にしましょう。
デメリット
整備以外の仕事も結構ある
民間整備工場で働くと従業員が少ない所も多いため、事務作業をしたり車両の運搬をしたりなど整備以外の仕事も多くあります。
独自のルールがある
家族経営で整備工場をしている所もあり、独自のルールがあったりする会社もあります。
このルールがメリットだったり、デメリットだったりする場合があります。
私が働いていた会社は15時におやつ休憩があったので良いルールでした!
民間整備工場で働くのにオススメな人
- いろいろな車両を整備したい人
- ずっと整備士でいたい人
- 自動車検査員の資格をすぐにとりたい人
民間整備工場はいろんな車両を整備するため、広く浅い知識を得られるイメージになります。
ディーラーさんみたいに営業に異動とかは滅多にないため、ずっと整備士として仕事ができますし整備主任にもすぐになりやすいので自動車検査員の資格条件も取れやすいです。
いろんな車両の整備をしたい人はオススメです。
まとめ
民間整備工場は給料が安かったり、工具や機械がディーラーよりは揃ってないため、苦労する事もあるかもしれませんが、いろんな車両を整備できるのは楽しいと思います。
自動車検査員の資格を取ると転職はしやすくなるため、それを目指して頑張ってみてはどうでしょうか!