板金塗装って聞いたことはあるがどんな仕事か知ってるでしょうか?
事故車を直したり、車の色を変えたりなどいろいろな仕事があります。
本業で板金塗装を勉強中の私がどんな仕事かを説明していければと思います。
この記事で分かること・・・
- 板金塗装の仕事内容
- 板金塗装のメリット・デメリット
- 板金塗装に向いている人
板金塗装はセンスが必要だったり、大変なことはありますが経験を積むと独立や転職がしやすくなるのでオススメです。
板金塗装ってどんな仕事?
板金塗装は板金の仕事と塗装の仕事にわけられます。
まず、板金の仕事から書いていきます。
板金
板金の仕事は大きくわけると下の仕事になります。
- ドアやバンパーの交換、パーツの取付
- 鉄板の溶接、切断
- パテを使った修理
- フレームの修正
ドアやバンパーの交換、パーツの取付は整備士の人は慣れているとは思いますが
その他の作業でフレーム修正やパテを使った仕事はしたことがない人がほとんどだと思います。
塗装
塗装の仕事は大きくわけると下の仕事になります。
- サフェーサーを塗る(塗料の下地のこと)
- 水やすりで研いで表面をととのえる
- 塗る場所以外に紙を貼り、塗料が飛ばない様にする
- 車にあわせた色を作り、車に塗る(調色)
- クリアを塗る
- 塗装した部分をコンパウンドで磨く
塗装で一番難しいと言われているのは調色で、同じ色でも一台ごとに色がちがうので色の配分を調整して作っていきます。
(ベースの色は塗料メーカーのサイトで調べれます)
このように仕事が分けられ、板金担当と塗装担当がいたりします。
(会社にもよりますが分業制の所が多いです)
最近は板金と塗装を両方できる人が多いですが、昔は板金のみや塗装のみしかできない人がいました。
1人で1台の車を完成させると言うより、2人で完成させる会社が多いです。
(板金担当と塗装担当の2人です)
板金塗装のメリット・デメリット
板金塗装の仕事はなんとなくは分かったかと思いますが、この仕事のメリットとデメリットをかいていこうとおもいます。
メリット
技術を覚えると転職と独立がしやすい
板金塗装の仕事は1人前になると転職しやすいです。
人手不足もあり、技術のある人はいろんな会社からヘッドハンティングされたりなどがあります。
技術もあり、開業資金があれば独立などもしていく人はいます。
給料が高くなることもある
板金塗装を極めていくとその人にしかできないことがあったり、技術的にできる人が少なかったりなどもあるため給料が高くなることもあります。
会社にもよりますが、人によって入社時の給料が違ったりして個人で給料の話し合いをしている会社もありました。
(そうゆう所は小さい会社が多いです)
そのかわり下積み中は整備士ぐらいの給料になります。
(月収16~18万程度)
デメリット
技術を覚えるのに時間がかかる
板金塗装は覚える事が多かったり、感覚的な仕事のため人によって技術を覚えるのに時間がかかったりすることがあります。
早い人は板金を覚えるのに1年、遅い人だと3年程度かかったりします。
技術がある人でも上手い人と下手な人の差がある職業です。
体に悪い
どの職業でも言える事にはなりますが、板金パテやシンナーを使ったりするので体によくはありません。
もちろん、塗装時は専用のマスクなどして塗ったりはしますのでそうゆう対策はしています。
板金塗装に向いている人
器用な人
板金塗装は細かい作業や感覚的な作業がおおいために器用な人は向いています。
物を作るのが好きな人
板金作業はへこんだ部分を板金パテなどで形をつくっていきます。
新しく形を作っていくことが多いので、物を作るのが好きな人は向いています。
まとめ
板金塗装は技術を覚えるのに大変だったり職人気質の人が多く、人間関係が大変だったりしますが技術を覚えると転職や独立もしやすく、良い仕事だと思います。
最近は人手不足で板金塗装になる人がへっており、なりやすくはなっていますので目指してみてはどうでしょうか!