車は好きだけど給料が少ないし、休日も少ないから転職を考えている自動車整備士の人は多いです。
整備士の経験を生かしながら転職できればと考えている人もいるので、この記事を読んで参考にして頂ければと思います。
異業種、同業種含めて6社ほど転職してきた私が整備士の経験をいかせる職業を紹介していきます。
今の会社から自動車関係に転職を考えている人はこの記事を読めば、転職先の選択が増えます。
自分にあった転職先の条件を考えて転職していきましょう!
自動車整備士が辞めていく理由とは?
自動車整備士を辞めていく理由はさまざまありますが、よくある理由をまとめました。
- 給料が少ない
- 土日に休みが取りにくい
- 人間関係が悪い
- スキルアップしたい
このような理由で辞めていく人が多いので詳しく書いていきます。
給料が少ない
ディーラーの整備士で手取り12~15万の人もいるほど給料が安い事があります。
残業をして手取り15~18万になっている現状です。
自動車整備士は給料が上がりにくいため、20代で給料が安いまま辞めていく人が多いです。
土日に休みがとりにくい
ディーラーの場合ですが、土日が一番忙しいため休みがとりにくいです。
3・4月は車検が多いのでさらに休みが取りにくくなります。
人間関係が悪い
年配の人に多いですが、技術は見て盗めと言って教えて貰えなかったり、パワハラや体育会系の雰囲気があったりします。
人間関係が上手くいかず辞めていく人も多いです。
スキルアップしたい
こちらもディーラーに多いですが、決まった車両を整備することが多いので、外車やいろんな車両を整備したいために辞める人もいます。
ディーラーの場合は部品交換が多く、エンジンやミッションを分解したりなどはしません。
思ってた仕事と違って辞めていく人もいます。
自動車整備士の経験をいかせる転職先は?
ここでは、自動車整備士の経験をいかせる同業種の転職先を紹介していきます。
車が好きで整備士として働きたいが、給料や休日に不満をもっている人にオススメの転職先です。
バスやトラックの整備士
バスやトラックの整備士はスケジュールを決めて車検や点検をするので残業は少ないです。
乗用車の整備士よりも少し給料は高く、日曜に休みを取っている会社が多いので休みも取りやすいでです。
バスやトラックの会社は、エンジンの乗せ換えや分解などもするのでスキルアップもできます。
整備士としてずっと働きたい人はオススメです。
民間整備工場
町工場といわれる地域密着の小さい整備工場です。
給料はディーラーと一緒か、すこし少ないですが土日は休みやすいです。
民間整備工場はいろんな車が入庫されます。
国産車、外車、福祉車両、会社によってはトラックなどの整備もします。
整備する車の種類は多いので広く浅い知識は得られます。
こちらは整備士としてスキルアップしたい人はオススメです。
中古車輸出会社の整備士
あまり馴染みはない会社ですが、海外に輸出される車関係の仕事です。
輸出される車の整備や板金、車の写真の撮影や車の管理など仕事の種類は多くあります。
仕事の働く場所は港近くのヤードと言われる車の保管庫で働くことになります。
ヤードは開いてる時間が決まっているため、時間になれば仕事の場所が閉まるので残業はほぼないに等しいです。
給料は月収18万前後なので多くはないですが、残業が嫌で辞めたい人は定時で上がれます。
残業が少ないのでプライベートを充実したい人はオススメです。
板金塗装
事故した車の傷やへこみなどを直す仕事をするのが板金塗装です。
フロント事故の場合はラジエター交換や場合によってはエンジンを降ろす事もあるため整備士の技術が活かせます。
板金塗装の技術と整備の技術は少し違うため、覚えることは多いですが一人前になると稼げる様になります。
月収30~50万稼いでいる人もいるので稼ぎたい人や、整備に飽きた人はオススメです。
技術を覚えるのが大変ですが稼ぎたい人はオススメです。
中古車オークションの下見代行業者
こちらも馴染みがないと思いますが、中古車オークション会場に行って車の状態を見てお客さまに伝えていく仕事になります。
ほとんど一人で仕事する事になるので、チーム作業が苦手な人はオススメです。
給料は月収20万前後が多く、整備士よりは高いですがそこまで高くはないです。
休日はオークションがしていない日曜かオークション会場の開催日が少ない月曜の会社が多いです。
一人で仕事をしたい人はオススメです。
同業種の転職まとめ
自動車整備士の転職先として5つ紹介してきました。
知らない仕事もあったかと思いますので、興味がでたら求人サイトなどで調べたら出てきます。
自動車整備士だけでもいろんな種類の仕事がありますので、車が好きな人は紹介した5つの仕事に転職を考えても良いでしょう。
自分にあった転職先を探していきましょう。
転職活動をしようと思った人はこちらの記事で詳しく書いています。